2020年2月18日火曜日

研究打ち合わせ2

先ほど,こちらに来てから2回目の研究打ち合わせを行いました.前回の打ち合わせの最後に,より具体的な問題設定を考えるという方針になりましたので,今回は考えてきた問題設定の報告になります.

少しだけ先生と雑談した後,打ち合わせ前にメール送付していたスライド資料を使って順番に進捗の報告をしていきます.前半は上述の問題設定を数式で書き下したので,それを一つ一つ説明(スライド4枚くらいで約20分).後半は,自分の理解のために試したToy Problemのシミュレーション結果を見せました.単なる結果論だったのですが,これが思いのほか好印象だったらしく,『面白い,この結果は好きだよ.』と言ってもらえました.そこから話が膨らみ,つぎの方針を立てることができました.

また,さすが理論研究室ということもあって,『理論的証明も欲しいなぁ.君の制御理論使って解けないの?』と.これに関してはたぶん先の話にはなりそうですが,自分も同じ方針を思いついてはいたのでトライしてみようかと思ってます.1時間くらいディスカッションして,最後に部屋を出るときに『Nice work!』と言っていただけました.素直にめちゃくちゃ嬉しかったのと,同時に「また頑張ろう」と思いました.

上に書いた状況だけ読むと,先週は順調に研究を進めたように思われそうですが,実際はかなり手こずっていました.前回打ち合わせのあと,取り組もうとしている内容が思っていたより複雑になるということに気づき,先週末に「これはどう説明しようか...」と困惑.自分としてもその内容を十分には解釈できていなかったため,ひとまず超絶シンプルケースで考えてみようと思い,前述のToy Problemを作ってみたわけです.結果的にそのToy Problemから得た結果が現象理解の助けになりましたので,簡単な具体例の大切さを再認識しました.

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